小学館文庫

帝都千一夜 美男のシェヘラザード

帝都千一夜 美男のシェヘラザード
ためし読み
定価
660円(税込)
発売日
判型/頁
文庫判/256
ISBN
9784094070354

電子版情報

価格
各販売サイトでご確認ください
配信日
2021/07/06
形式
ePub
〈 書籍の内容 〉
異国の美青年が語る〈帝都妖霊物語〉
 帝都・京橋区にある滝澤旅館の主人は、無口で無愛想な男、和恭。彼が時折、宿の中庭を眺めながら縁側でともに茶を飲むのは、しばらく前からこの宿に滞在している異国の青年サレハだ。
 サレハは一年ほど前、遥か遠い砂漠の国から、主命により故郷の品を商うために帝都にやってきた。今は銀座の勧工場を借りて店を開き、故国の華麗な絨毯や優美な道具に囲まれて商売をしている。まるで人形のような美貌を持つサレハだが、意外にも人懐っこく話好きで、時間があれば故郷の風物や闇に沈む者たちの話を和恭に語って聞かせ、和恭も熱心に耳を傾けるのだった。
 そんなふたりの周囲で、奇妙な出来事がたびたび起こり人々の心を惑わせる。人を若返らせる水差し、夜店の向こうにあるバザール、香りが消えた金木犀――山伏姿の警視総監・虚空に依頼され、サレハと和恭は、この地にやってきた異国の妖霊たちが関わっているらしき不思議な事件の謎を探ることに……。 
 人ならざるものを見る青年が帝都で語る、妖霊(ジン)たちの物語。
〈 電子版情報 〉
帝都千一夜 美男のシェヘラザード
Jp-e : 094070350000d0000000
異国の美青年が語る〈帝都妖霊物語〉。

 帝都・京橋区にある滝澤旅館の主人は、無口で無愛想な男、和恭。彼が時折、宿の中庭を眺めながら縁側でともに茶を飲むのは、しばらく前からこの宿に滞在している異国の青年サレハだ。
 サレハは一年ほど前、遥か遠い砂漠の国から、主命により故郷の品を商うために帝都にやってきた。今は銀座の勧工場を借りて店を開き、故国の華麗な絨毯や優美な道具に囲まれて商売をしている。まるで人形のような美貌を持つサレハだが、意外にも人懐っこく話好きで、時間があれば故郷の風物や闇に沈む者たちの話を和恭に語って聞かせ、和恭も熱心に耳を傾けるのだった。
 そんなふたりの周囲で、奇妙な出来事がたびたび起こり人々の心を惑わせる。人を若返らせる水差し、夜店の向こうにあるバザール、香りが消えた金木犀――山伏姿の警視総監・虚空に依頼され、サレハと和恭は、この地にやってきた異国の妖霊たちが関わっているらしき不思議な事件の謎を探ることに……。 
 人ならざるものを見る青年が帝都で語る、妖霊(ジン)たちの物語。

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大正時代の日本が舞台なのに妖霊やバザールなどの異国要素たっぷり。不思議な雰囲気の作品でした。和恭とサレハの距離感がとてもよくて子供のように拗ねるサレハも怒ってサレハの好きなお菓子を出さない和恭も好き。「友人」というくくり、当たり前のようにいつも一緒にいるっていうのがまたよかったです。stand by meが尊かった。(30代 女性) 2021.8.27

人間不信がひどくて、物語ですら、誰かに裏切られるのが嫌で、久しく、新しい本を読むことができてませんでした。そんなときに、本屋の平積みで飛び込んできた、装丁の美しさ。手に取ると中には優しく流れるような文章がありました。読み終わるのが惜しくてたまらない感覚。続刊、期待しています(30代 女性) 2021.7.13

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