- 〈 書籍の内容 〉
- 「4マリ」の奇跡、再び。
昨日、僕は人を殺してしまったかもしれない――
「強迫性障害」を抱える島津圭司は、毎晩恐怖に襲われ目を覚ます。今日も気づかないうちに、自分が誰かの「死」の原因を作ってしまったのではないか……。日常生活も人付き合いも苦手な圭司にできることはただ一つ、絵を描くこと。だから、生きている限り、今日も漫画を描くしかない。
あるとき、事故に巻き込まれ搬送された病院の裏庭で、圭司は透き通るような肌の青年・藤堂星矢に出会う。社会や人との接触を忌み嫌ってきた圭司だったが、「僕がファン第1号になる」という星矢の言葉に背中を押され、漫画家としてのキャリアと向き合うようになる。初めての連載、自宅で雇う初めてのアシスタント、助けてくれた救急救命士の女性への、初めての恋。自身の障害のせいで、圭司は行く先々で壁にぶつかってしまう。一つずつ挑んでいった先に、圭司を待ち受けていたものとは。そして、十歳で死んでしまった弟・龍二に最後にかけた言葉を悔やむ圭司が、十五年経った今、見つけた真実とは……。
生きづらさを抱えて生きるすべての人へ。大切なものを喪っても、生きている限り春はやって来る。涙なしには読めない、感動の人生讃歌!
- 〈 編集者からのおすすめ情報 〉
- 小説版『4分間のマリーゴールド』で、「いのち」の尊さや家族の絆を丁寧に描き、全国の読者を感涙させた著者による最新作!
今作では、物語中で漫画家の主人公・圭司が描くネームや原稿を、著者の実の娘であり漫画家のキリエ氏が描き下ろし、挿画として収録!作品世界を別の視点からも覗くことができます。母娘の奇跡、再び!
- 〈 電子版情報 〉
- 僕は人を殺したかもしれないが、それでも君のために描く
Jp-e : 094067670000d0000000
「4マリ」の奇跡、再び。
昨日、僕は人を殺してしまったかもしれない――
「強迫性障害」を抱える島津圭司は、毎晩恐怖に襲われ目を覚ます。今日も気づかないうちに、自分が誰かの「死」の原因を作ってしまったのではないか……。日常生活も人付き合いも苦手な圭司にできることはただ一つ、絵を描くこと。だから、生きている限り、今日も漫画を描くしかない。
あるとき、事故に巻き込まれ搬送された病院の裏庭で、圭司は透き通るような肌の青年・藤堂星矢に出会う。社会や人との接触を忌み嫌ってきた圭司だったが、「僕がファン第1号になる」という星矢の言葉に背中を押され、漫画家としてのキャリアと向き合うようになる。初めての連載、自宅で雇う初めてのアシスタント、助けてくれた救急救命士の女性への、初めての恋。自身の障害のせいで、圭司は行く先々で壁にぶつかってしまう。一つずつ挑んでいった先に、圭司を待ち受けていたものとは。そして、十歳で死んでしまった弟・龍二に最後にかけた言葉を悔やむ圭司が、十五年経った今、見つけた真実とは……。
生きづらさを抱えて生きるすべての人へ。大切なものを喪っても、生きている限り春はやって来る。涙なしには読めない、感動の人生讃歌!
自分もそうである強迫性障害の主人公に興味をもち、購入。私は地方なのでしかたなく車社会だが、人をひいたかもしれないと確認しに戻るとか、何度も確認するタイプ。辛さを小説を通して共感でき、うれしい。アシスタントに囲まれた漫画家にあこがれているので、その点にも興味あり、アシスタントの絆などが癒された。 ミステリーも含んだおもしろいストーリーなので、ドラマ化してほしい。 (50代 女性) 2020.8.27
タイトルに惹かれ買いました。あらすじもほとんど読まずに読み出したのですが、圭司の脅迫性障害の症状に自分も当てはまるのではと思いながら一気読みでした。 アシさんの三人もうんうんと思いながら楽しませてくれました。(60代 女性) 2020.8.10
沢山ある中からこの本を選びました。 本は大好きで、テレビで4分間のマリーゴールドを見ていました。 その方の本ならと思い選んで読みました。今の私には凄く分かる気持ちで、なんとも言えない気持ちになりました。(40代 女性) 2020.5.28
桐絵朝子さんのTwitterで知りました。 登場人物が、皆、優しく、重い内容の中でも心がふわりとなりました。情景の描写もはっきりと目に浮かび、頭の中で映像化されます。 やっぱり桐絵さんの作品、好きだなぁと思いました。(50代 女性) 2020.5.18
著者と著者の娘様のファンで、4マリのファンなので、購入したいと思いました。(30代 女性) 2020.5.11
あなたにオススメ!
- 同じ著者の書籍からさがす
- 同じジャンルの書籍からさがす