- 〈 書籍の内容 〉
- 大坂商人、柳生一族の陰謀に巻き込まれる!
時は寛永十三年――江戸城黒書院に呼び出された、惣目付を務める柳生但馬守宗矩。
上段の間の襖が開くと、老中の堀田加賀守より、「役目に奨励をもって、四千石を加増する」との旨が伝えられた。
本禄の六千石と合わせて、ついに一万石となり、晴れて大名となった柳生家。
だが、宗矩の顔は沈んでいた。
大名を監察する惣目付が、大名になっては都合が悪いためだ。
案の定、宗矩は即日惣目付を解かれ、監察される側に回されてしまう。
惣目付時代に買った恨みから、痛くもない腹まで探られてはかなわない。
なにしろ旗本から大名になれば、典令や家政が大きく変わるため、隙を生みやすいのだ。
一族最大の危機から逃れるべく、策を講じなければならなくなった宗矩は、なかでも武士が苦手とする金勘定が危ういと考え、ある秘策を思いつく。
なんと、大坂一と言われる唐物問屋淡海屋七右衛門の孫である一夜を召し出すという。
いったい柳生家と一夜は、どんな関わりがあるのか?
武士となった一夜に、宗矩の嫡男である十兵衛は、柳生家の者として剣術を身につけよと新陰流を指南するが……。
果たして一夜は柳生家を救えるのか?
痛快時代小説シリーズ第一弾!
- 〈 編集者からのおすすめ情報 〉
- 押しも押されもせぬ、大人気の歴史時代作家が小学館文庫に初登場!
著者最新シリーズは、これまでのファンも必ずご満足いただける、一味違う傑作です!!
- 〈 目次をみる 〉
- 第一章 奪われる血
第二章 待ち受ける穴
第三章 無理難題
第四章 剣と金
第五章 衝突する思惑
- 〈 電子版情報 〉
- 勘定侍 柳生真剣勝負〈一〉 召喚
Jp-e : 094067430000d0000000
大坂商人、柳生一族の陰謀に巻き込まれる!
時は寛永十三年――江戸城黒書院に呼び出された、惣目付を務める柳生但馬守宗矩。
上段の間の襖が開くと、老中の堀田加賀守より、「役目に奨励をもって、四千石を加増する」との旨が伝えられた。
本禄の六千石と合わせて、ついに一万石となり、晴れて大名となった柳生家。
だが、宗矩の顔は沈んでいた。
大名を監察する惣目付が、大名になっては都合が悪いためだ。
案の定、宗矩は即日惣目付を解かれ、監察される側に回されてしまう。
惣目付時代に買った恨みから、痛くもない腹まで探られてはかなわない。
なにしろ旗本から大名になれば、典令や家政が大きく変わるため、隙を生みやすいのだ。
一族最大の危機から逃れるべく、策を講じなければならなくなった宗矩は、なかでも武士が苦手とする金勘定が危ういと考え、ある秘策を思いつく。
なんと、大坂一と言われる唐物問屋淡海屋七右衛門の孫である一夜を召し出すという。
いったい柳生家と一夜は、どんな関わりがあるのか?
武士となった一夜に、宗矩の嫡男である十兵衛は、柳生家の者として剣術を身につけよと新陰流を指南するが……。
果たして一夜は柳生家を救えるのか?
痛快時代小説シリーズ第一弾!
作者の上田秀人さんの作品は文章中の会話部分の、江戸や大坂の武士、商人に関わらず切れがあり、すごいドライなところが気に入ってます。「勘定侍」は書店で立ち読みしてすぐ購入を決めました。続きも買います。(50代 男性) 2020.10.25
作者の作品が好きだから。(70代 男性) 2020.6.23
小学舘からの初めての上田秀人書き下ろしが、気になったので(60代 女性) 2020.5.10
上田秀人さんの作品は欠かさず拝読してます。又新しいシリーズで嬉しいです。(50代 女性) 2020.4.30
作者の執筆作品に惹かれて全作品読破を目指しています。目から鱗の歴史の面白さにわくわくしながらの素敵な時間を満喫しています(60代 男性) 2020.4.28
上田秀人のはとても面白くて新刊が出るのを楽しみにしています 2巻が待ち遠しいです (70代 女性) 2020.4.21
作者の本がおもしろい(50代 男性) 2020.4.9
上田秀人先生の作品を愛読しています。今回も新しい切り口で大変面白かったです。柳生の剣にも磨きがかかれば今後の展開が楽しみになります。次号が待ち遠しいです。(60代 男性) 2020.3.15
上田秀人さんの本は出るとすぐに買います その他時代小説の新刊は定期的にチェックして初版を購入します(50代 女性) 2020.3.3
時代小説しか読みません。上田秀人さんのファンです。他の作品も沢山読んでいます。本を読むのが大好きです。(60代 女性) 2020.2.27
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