小学館文庫

恋をし恋ひば かんなり草紙

恋をし恋ひば かんなり草紙
ためし読み
定価
660円(税込)
発売日
判型/頁
文庫判/256
ISBN
9784094067293

電子版情報

価格
各販売サイトでご確認ください
配信日
2020/01/07
形式
ePub
〈 書籍の内容 〉
運命の人はかつての許婚?平安後宮ロマン!
大納言だった父と母を続けて亡くし、他人に騙されて家の財産も失ってしまった沙羅。親が決めていた縁談もあっさりとなかったことにされ路頭に迷いかけた沙羅だったが、入内した従姉妹の女房として内裏に入り、今は幸せだった頃をときおり思い出しながら、梅壺で静かな日々を過ごしている。
 そんなある日の夜。主が飼う猫の散歩につきあい、月明かりの中で一人ぼんやりと庭をながめていた沙羅の前に、宿直装束姿の男が現れる。親しげな様子で話しかけてくるその男は、右近少将藤原朝蔭と名乗った。その名を聞いて衝撃を受ける沙羅。それは忘れたくても忘れられなかった、かつての許婚(いいなずけ)の名前だった――。
 運命に翻弄され、裏切られ、過去の悲しみの中ですべてを諦めるかのように生きてきた沙羅だったが、強引なほど沙羅との距離を詰めようとする朝蔭の態度に、いまさらと思いながらも、ゆっくりと心を開きはじめる。だが、右大臣家の姫君と朝蔭の縁談が調ったという噂を、沙羅は耳にしてしまい……。
 運命の恋を描く、平安後宮ロマン!
〈 電子版情報 〉
恋をし恋ひば かんなり草紙
Jp-e : 094067290000d0000000
運命の人はかつての許婚?平安後宮ロマン!

大納言だった父と母を続けて亡くし、他人に騙されて家の財産も失ってしまった沙羅。親が決めていた縁談もあっさりとなかったことにされ路頭に迷いかけた沙羅だったが、入内した従姉妹の女房として内裏に入り、今は幸せだった頃をときおり思い出しながら、梅壺で静かな日々を過ごしている。
 そんなある日の夜。主が飼う猫の散歩につきあい、月明かりの中で一人ぼんやりと庭をながめていた沙羅の前に、宿直装束姿の男が現れる。親しげな様子で話しかけてくるその男は、右近少将藤原朝蔭と名乗った。その名を聞いて衝撃を受ける沙羅。それは忘れたくても忘れられなかった、かつての許婚(いいなずけ)の名前だった――。
 運命に翻弄され、裏切られ、過去の悲しみの中ですべてを諦めるかのように生きてきた沙羅だったが、強引なほど沙羅との距離を詰めようとする朝蔭の態度に、いまさらと思いながらも、ゆっくりと心を開きはじめる。だが、右大臣家の姫君と朝蔭の縁談が調ったという噂を、沙羅は耳にしてしまい……。
 運命の恋を描く、平安後宮ロマン!

レビューを見る(ネタバレを含む場合があります)>>

著者の作品が好きなので(40代 女性) 2021.2.24

桜嵐恋絵巻のころから深山先生の作品が大好きです。今回も平安ものということで本当にうれしいです。ルルル文庫のときよりすこし大人っぽくなりながら、それでいていじらしく切ない恋物語が本当に素敵でした。これからも先生の作品はすべて買います。ありがとうございました!(20代 女性) 2020.12.15

もともと深山先生の作品が大好きで、新刊が出るたびに手にとってきました。今回も新作が発売することを知り、一も二もなく購入しました。 深山先生の作品は、私のとっておきだったので、購入から読むまでには少し時間を置きましたが、心が沈んでいる時に読むと、より幸福感を味わえるように感じます。 不遇な境遇にあった主人公に幸せが約束される話は、展開に派手さはなくとも、読んでいてとても心が温かくなるので、落ち込んだり沈むことがあった時ほど手をのばしたくなります。(20代 女性) 2020.11.11

初めて読む作家さんでしたが、購入して良かったです。是非とも他の作品も読んでみたいと思います。(50代 女性) 2020.10.6

草子シリーズ続いて欲しいです。ルルル文庫の時もたくさん要望を送りましたが、読み切りが多くとても悔しい思いをしました。今も続きが読みたいもの色々とあります。今度こそはシリーズ化して続いてくださるよう切に祈っております。(50代 女性) 2020.9.29

深山先生の書かれる時代小説が好きなので発売を楽しみにしていました。 主人公たちがどんな道を選ぶのか楽しみながら最後まで読みました。 また、鮮やかな情景や芳しい香りが感じられるようなお話でした。 これからも深山先生を応援しています。(30代 女性) 2020.7.7

表紙や帯が気になって、とうとう買いました(50代 女性) 2020.6.14

もともと和歌が好きで、「恋をし恋ひば」も、書店でタイトルが目に止まったときに「種しあれば〜の一句だな、どんなお話なんだろう」とあらすじを読んだのがきっかけで購入しました。 種しあればの一句は、恋い慕う気持ちを持ち続け待つ、強い恋心をうたったような句です。相手を待ち続ける信念の強さと辛抱強さは、「恋をし恋ひば」という第4句によく現れていると見る人もいるので、きっとこの小説もそのようなお話なのだろうと興味が湧きました。 この本を読み終わったとき、私は久々に物の哀れを感じました。まだこの物語に浸っていたい、254ページで終わるなんてもったいないと、この作品に感動しました。短中編の長さにも拘わらず、沙羅の心情の変化が丁寧に描かれ、朝蔭が沙羅を好いている背景も語られて、物語が進むにつれ募っていく2人の気持ちに深く共感できて、作品の世界観に入り込んでいました。とてもいい読書体験が出来たと思っています。 沙羅が朝蔭を慕う気持ちと過去の傷に揺れる場面や、朝蔭が沙羅との未来を守るために父に抗っていく姿は、切なさで胸が痛くなり、「そこまで沙羅を想う気持ちは強いのか」とよろこびでいっぱいになりました。 登場人物が胸を痛め涙を流す場面で読み手も本当に胸が痛くなる、強き者に奮い立つ場面で読み手もたかぶる、そういった体験は、全ての本で出来るわけではありません。これまでたくさん本を読んで何度も素敵な読書体験をしましたが、何度味わっても慣れることはなく、いつも私に新しい世界をもたらしてくれます。深山くのえさんの「恋をし恋ひば」も、そのような本のひとつになりました。 この作品に出会えてとても嬉しいです。 小説は、時代が現代でないと敬遠してしまう人も多いですが、この作品は会話文も比較的多く、地の文も分かりやすい言葉で書かれているため、周りの人にも勧めています。 これを機に、深山くのえさんの他の作品も、知っていけたらと思っています。(20代 女性) 2020.4.20

作者が好きです。平安ロマンスが好きです。(30代 女性) 2020.4.5

書店でオススメされていたのと、本の帯に惹かれて購入しました。もともと深山くのえさんのファンだったので数ページで惹き込まれました。(20代 女性) 2020.3.29

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