- 〈 書籍の内容 〉
- 古典落語の人気演目を本邦初のノベライズ
直木賞作家で時代小説の第一人者が、「落語の人情世界」を小説化。
夫婦の愛情を温かく描いて、屈指の人情噺として名高い「芝浜」のほか、登場人物がすべて実直な善人で、明るい人情噺として人気の「井戸の茶碗」、船場の商家を舞台にした大ネタ「百年目」、一文無しの絵描きが宿代の代わりに描いた絵から意外な展開となる「抜け雀」、江戸末期の名脇役だった三世仲蔵の自伝的随筆をもとに作られた「中村仲蔵」を収録。
落語ファンからも人気の高い演目を、細部を丁寧に描き込み、ときに独創を加え、ときに人生訓を交え、見事に調理してみせます。
高座芸である落語を小説という形で表現する、新しい試み。
聴いてから読むか、読んでから聴くか。
元ネタを知る人も知らない人も楽しめる、落語小説集です。
- 〈 編集者からのおすすめ情報 〉
- ありそうでなかった、落語のノベライズが登場です!
下町を舞台にした人情もので勇気と安らぎを与えてくれる第一人者が、「古典落語の人情世界」に挑みました。
身振り手振りがない活字の世界で、落語の新たな魅力を紡ぎ出します。
本書を読んで、逆に、落語の面白さにひかれる読者も多いはずです。
- 〈 電子版情報 〉
- 落語小説集 芝浜
Jp-e : 094065960000d0000000
古典落語の人気演目を本邦初のノベライズ。
直木賞作家で時代小説の第一人者が、「落語の人情世界」を小説化。
夫婦の愛情を温かく描いて、屈指の人情噺として名高い「芝浜」のほか、登場人物がすべて実直な善人で、明るい人情噺として人気の「井戸の茶碗」、船場の商家を舞台にした大ネタ「百年目」、一文無しの絵描きが宿代の代わりに描いた絵から意外な展開となる「抜け雀」、江戸末期の名脇役だった三世仲蔵の自伝的随筆をもとに作られた「中村仲蔵」を収録。
落語ファンからも人気の高い演目を、細部を丁寧に描き込み、ときに独創を加え、ときに人生訓を交え、見事に調理してみせます。
高座芸である落語を小説という形で表現する、新しい試み。
聴いてから読むか、読んでから聴くか。
元ネタを知る人も知らない人も楽しめる、落語小説集です。
※本書は過去に単行本版として配信された『芝浜~落語小説集~』の文庫版です。
最近山本一力さんにハマっていて、落語を題材にしているところも面白そうだった。(50代 男性) 2019.3.2
大好きな落語を山本一力先生がノベライズされるとは、新鮮な驚き。期待に違わぬ読み応えに満足。(60代 男性) 2019.2.19
落語の世界を、ひと回りもふた回りも昇華させた時代小説の真骨頂。 志ん朝の落語を聴いたあとに通ずる本物に触れた喜び。ぜひ、第2弾を出して下さい。(50代 男性) 2019.2.6
落語小説なんて斬新なエンタメです。一力先生の筆致に期待大です。(60代 男性) 2019.1.30
山本一力氏の時代小説は殆ど読んでいます。暫く文庫本の刊行がなかったので遠ざかっていましたが、12月に氏の講演の中で紹介されたので早速購入しました。何時もの山本節も随所にちりばめられており、堪能しました。この落語小説で氏は新たな境地を開かれたのではないでしょうか。(60代 男性) 2019.1.29
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