小学館文庫

無限回廊案内人

無限回廊案内人
ためし読み
定価
本体490円+税
発売日
判型/頁
文庫判/192
ISBN
9784094064971

電子版情報

価格
各販売サイトでご確認ください
配信日
2018/03/16
形式
ePub
〈 書籍の内容 〉
あなたの記憶のカケラ、いただきます――。
 誰も知らない街の片隅に、ある日突然現れては消える喫茶店がある。いつも同じところにあるとは限らず、またいつも同じ姿をしているとも限らない。一度は訪れたのに、二度と近づけないこともある。ここは迷える魂を抱えた者だけがたどりつく場所だ。店内は深い水底のようにひっそりと静かで、不思議なマスターが美味しいコーヒーを淹れてくれ、ときどき機械仕掛けの金魚を連れた美しい少女がやってくる。僕がかつてふと迷い込んだ「アクアリウム」は、そもそもそんな店だった。
 少女――キリトは、今日も来訪者に告げる。「あなたは、何が欲しいの?」
 運よく彼女に出逢えた客は、心の内にわだかまった望みを叶えてもらえる。だが望みの成就と引き替えに、彼らは必ず何かを失って店を出るのだ。僕はキリトのそばで、そのさまを幾度も眺めている。
「あなたの記憶のカケラ、いただきます」
 カケラは降り積もって、やがて別の誰かの望みを叶える鍵になる。記憶鮮明オカルトファンタジー!
〈 電子版情報 〉
無限回廊案内人
Jp-e : 094064970000d0000000
あなたの記憶のカケラ、いただきます――。

 誰も知らない街の片隅に、ある日突然現れては消える喫茶店がある。いつも同じところにあるとは限らず、またいつも同じ姿をしているとも限らない。一度は訪れたのに、二度と近づけないこともある。ここは迷える魂を抱えた者だけがたどりつく場所だ。店内は深い水底のようにひっそりと静かで、不思議なマスターが美味しいコーヒーを淹れてくれ、ときどき機械仕掛けの金魚を連れた美しい少女がやってくる。僕がかつてふと迷い込んだ「アクアリウム」は、そもそもそんな店だった。
 少女――キリトは、今日も来訪者に告げる。「あなたは、何が欲しいの?」
 運よく彼女に出逢えた客は、心の内にわだかまった望みを叶えてもらえる。だが望みの成就と引き替えに、彼らは必ず何かを失って店を出るのだ。僕はキリトのそばで、そのさまを幾度も眺めている。
「あなたの記憶のカケラ、いただきます」
 カケラは降り積もって、やがて別の誰かの望みを叶える鍵になる。記憶鮮明オカルトファンタジー!

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