いつでも母と

いつでも母と
ためし読み
定価
1320円(税込)
発売日
判型/頁
新書判/288
ISBN
9784093965477

電子版情報

価格
各販売サイトでご確認ください
配信日
2020/03/05
形式
ePub
公式サイト
〈 書籍の内容 〉
母と過ごした最期の日々を綴ったメモワール
『食堂のおばちゃん』や『婚活食堂』などのベストセラーシリーズのほか、テレビやラジオの出演も多い元「食堂のおばちゃん」松本清張賞作家、山口恵以子さんが最愛の母と過ごした最期の日々をあたたかな筆致で克明に綴ったエッセイ集です。

山口さんは2019年1月18日、母・絢子さんを自宅で看取りました(享年91)。本書は絢子さんの病状を克明に綴ったドキュメントであり、絢子さんに認知症の症状が出始めてからの18年間を振り返るメモワールでもあります。

山口さんは母への思いをこう綴ります。
<私と母は六十年も同じ屋根の下で暮らし、二人三脚でやってきた。住む場所があの世とこの世に分かれたとしても、私と母の二人三脚はこれからも続いていく。そう思えてならない>

変わりゆく母の様子に混乱する山口さんはどのように現実を受け容れたのか。その中でも変わらない母娘の穏やかな日常や最初で最後の京都旅行。迫り来る介護の日々と余命宣告――

いつか直面するかもしれない親の介護や大切な人との別れ、さらに葬儀や墓のことまで。本書を読めば、目の前にいる人との時間を改めて大切に思い、突然来る"その時"を受け止められるはずです。
〈 編集者からのおすすめ情報 〉
山口さんがこの本の執筆を始めたのは母・絢子さんが亡くなった翌日のこと。絢子さんの最期、そして葬儀やお墓をどうするかといったことまで、ライブ感覚で臨場感たっぷりに綴っています。その後、思い出を振り返る形で綴られた絢子さんとの最期の日々は、当時の日記が元になっています。ですので、折々に湧き上がった怒りや絶望、混乱、そして事件が、当時の生々しい思いとともに綴られ、類書のない本になっています。

<母には最期まで私がいた。それは本当に僥倖だと思っている。でも、私には誰もいない。寂しい気持ちはあるが、後悔はしていない。これは誰でもない、私自身が選び取った道なのだ>

これは本書にある一節です。本書は、山口さんが母と過ごした日々を綴った本ですが、独身の山口さんが精一杯の気持ちで母を送り、ひとりで生きる未来に向かう本でもあります。昨今、生涯未婚率が急増し、実家で親と暮らす人や、単身で老後を過ごす方も増えています。「母が亡くなった今もまだ一緒にいる気がする」と山口さんが綴るこの本は、そうしたひとりで生きるかたに希望を指し示す本になっていると思います。 

また、私が本書を編んでいる間、何度も思ったのは、なんて素敵な母娘関係なんだろうということでした。母が子を思い、子が母を思う心あたたまるエピソードがたくさん載っています。こんなふうに親を送ってあげたいと思いましたし、こんなふうに送られたいとも思いました。

たくさんの方に手に取ってもらいたいと心から思う1冊です。
〈 目次をみる 〉
はじめに 


第1章 母を送れば

 ママ、ありがとう

 母は、老い衰えても母だった

 家族葬の費用が高すぎやしないか

 葬儀は心の準備出来まくりの中で

 ママ、事件です! 私、振り込め詐欺に

 お墓、決めました!


第2章 変わりゆく母と暮らして

 父が亡くなり母はおかしくなった

 期待と不安はシーソーのごとく

 そして母は料理が出来なくなった

 明るいニュースは、ひとつだけ

 食堂のおばちゃん、日夜格闘す

 銀座線の口論の物語

 それでも母なりの生活の喜びがあった

 五十にして鬱になる

 母と私の最初で最後の京都旅行


第3章 介護と悔悟の日々

 介護認定申請で地獄から天国へ

 喜びも悲しみもデイサービス

 母のワガママ、私の憂鬱

 出張リハビリと神楽坂の夜

 母の主張を受け容れるしかないのか

 ママ、今までごめんなさい

 母には私がいた。でも、私には……


第4章 あとどれくらいの命

 二〇一八年九月四日、母が下血した

 母が緊急搬送された長い一日

 「愛してるよ」に「お互いにね」と

 十月十日、事件は起きた

 怒りと快感が半分ずつ

 私を変えた一本の電話

 そうだ、家に帰ろう 


最終章 母を家で看取りました

 母が家に帰ってきた

 母に残された最後の快楽

 このいびき、普通じゃない

 上を向いて歌おう

 ふたたびの入院
 
 最期は我が家で

 母がこの世を旅立った日

 介護の日々を振り返って


おわりに 
 


〈 電子版情報 〉
いつでも母と
Jp-e : 093965470000d0000000
母と過ごした最期の日々を綴ったメモワール。

『食堂のおばちゃん』や『婚活食堂』などのベストセラーシリーズのほか、テレビやラジオの出演も多い元「食堂のおばちゃん」松本清張賞作家、山口恵以子さんが最愛の母と過ごした最期の日々をあたたかな筆致で克明に綴ったエッセイ集です。

山口さんは2019年1月18日、母・絢子さんを自宅で看取りました(享年91)。本書は絢子さんの病状を克明に綴ったドキュメントであり、絢子さんに認知症の症状が出始めてからの18年間を振り返るメモワールでもあります。

山口さんは母への思いをこう綴ります。
<私と母は60年も同じ屋根の下で暮らし、二人三脚でやってきた。住む場所があの世とこの世に分かれたとしても、私と母の二人三脚はこれからも続いていく。そう思えてならない>

変わりゆく母の様子に混乱する山口さんはどのように現実を受け容れたのか。その中でも変わらない母娘の穏やかな日常や最初で最後の京都旅行。迫り来る介護の日々と余命宣告――

いつか直面するかもしれない親の介護や大切な人との別れ、さらに葬儀や墓のことまで。本書を読めば、目の前にいる人との時間を改めて大切に思い、突然来る“その時"を受け止められるはずです。

レビューを見る(ネタバレを含む場合があります)>>

同じように母を介護中だったので興味をひかれて購入しました(60代 女性) 2021.1.6

参考になり良かったです。(60代 女性) 2021.1.3

先程も記載した「ゴールデンライフ」さんの書籍紹介で、この「いつでも母と」を見つけました。私も昨年、最愛の母を亡くしてしまい、日々、母への思いが募る一方であり、このような本を手にとり、共感を得たかったというところが本心です。まだ、全部は読み切れていないところですが、作者山口恵以子さんとも通じる部分が多く、山口さんの他の作品も次に読んでみたいと思っている最中です。(40代 男性) 2020.12.28

私も母を介護した(パーキンソン病)経験(発病から15年)が有るので、読んで見たくなり購入しました。 東京で、訪問医療や大学病院等、自宅介護の体制が取れたのも幸いしたとは思いますが、山口さんのお母様への想いが成せた事だと思いました。 (60代 女性) 2020.9.24

そろそろ人ごとではない、と思い購入しましたが、山口さんのお母様に対する愛情の深さに、涙しながらも、時々出てくるお兄様への心の悪態にクスリとしたり。もう一度読み返して、しばらくしたらまた読み返してみます。介護保険など、目から鱗の用語や情報はメモしました。(40代 女性) 2020.9.6

タイトル買いの成果があり良かった(30代 男性) 2020.8.12

美容室でたまたま読んだESSEの本紹介コーナーで見つけました 自分の両親もすっかり歳を取り、病院などの付き添いをすることが多くなりました そんな時にふとこの本が目に入り、即書店で購入 読み始めたら、うんうんそうそうと同感することばかりで、読み止まらなくなりました 大好きな両親とこれからどう過ごしていくべきか、考えるきっかけになりました(40代 女性) 2020.7.21

「母が亡くなった今も、まだ一緒にいるような気がする」この帯にまず惹かれました。母の年齢も一緒、独身という事も一緒なので余計に共感しました。  私の母は山口先生のお母様より一年早く亡くなっていますが、本当に母との関わりは他の兄弟より深かったので、亡くなってから毎日母の事を想う日々です。  思い出されるのは苦楽を共にした日々は当然ですが、介護の日々(私の母は半分認知症が入っていたので)中々大変な事もありました。母が生まれてから亡くなる日までを振り返ると、戦争を体験している世代の人達の気丈さ、体力も含めて頭が下がります。  母の最後まで同居し介護をしましたが、それに対しては自信を持って後悔してないと言えます。  やはり私も母が大好きなんだな、と改めて感じる本でした。(50代 女性) 2020.5.17

母親のことをこれから観ていきたいと思っているので。(40代 女性) 2020.5.6

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