日本の近代 猪瀬直樹著作集12 黒船の世紀 第12巻

日本の近代 猪瀬直樹著作集12 黒船の世紀 第12巻
定価
本体1300円+税
発売日
判型/頁
4-6/402
ISBN
4093942420

電子版情報

価格
各販売サイトでご確認ください
配信日
2018/10/05
形式
ePub
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〈 書籍の内容 〉
日本人は外圧(ガイアツ)の中で何を考えてきたか
日露戦争の勝利は日米開戦の序章でもあった。太平洋を挟んでの対抗意識が芽生え、両国で数々の「日米未来戦記」が発表されている。現実的な戦力分析によるシミュレーション、自国の堕落を憂いながら奮起を促す精神論からSF的発想のドラマティックなものまで、日本人の精神に多大な影響を与えている。中でもヨーロッパまで出向き、第一次世界大戦の戦禍を目の当たりにした水野広徳の『次の一戦』は、きわめて的確な内容で、開戦の無謀さを警告するものであったが、開戦=勝利への期待から、重視されなかった。軍部の独走だけがクローズアップされるが、国民の間にこそ、戦争を望む気運があったのではとの示唆は、日本人の精神史を辿る上でも興味深い。
〈 電子版情報 〉
猪瀬直樹電子著作集「日本の近代」第12巻 黒船の世紀 ガイアツと日米未来戦記
Jp-e : 093942420000d0000000
数々の架空戦記はやがて現実の開戦と重なっていく――。異色の日本精神史。

収録作『黒船の世紀』(1993年6月小学館刊、1998年9月文春文庫、2011年6月中公文庫上下巻、2017年11月角川ソフィア文庫)は、近代日本を突き動かしてきた「ガイアツ」の本質に迫る、異色の日本精神史。黒船に始まる「ガイアツ」の歴史の中で日本人は何を考えてきたのか。

日露戦争後、太平洋を挟んだ日米両国間に対抗意識が芽生え、数々の「日米未来戦記」が誕生。戦力分析に基づく現実的なシミュレーションから、奮起を促す精神論、SF的発想の物語まで、その数500点以上。架空の戦記は、願望や世論を反映し、やがて現実の開戦と重なっていく。「日米未来戦記」の詳細な分析から、日本人の精神史、日米関係の裏面史を描き出した野心的巨編。

本書には巻末に文庫にはない、アレックス・カー氏との対話「この国を蝕む安心という病」(『プレジデント』2002年7月29日号初出)、青木彰氏との対話「司馬遼太郎を継ぐということ」(『本の窓』2002年11月号初出)、阿川弘之氏との対話「百五十年の視座」(『文芸ポスト』2002年秋号初出)を収録。また、猪瀬による関連記事「『外圧』の裏面史 日米未来戦記」(『読売新聞』1993年8月10日初出)、「なぜ『民営化』を主張するのか」(『東京新聞』8月6日初出)のほか、伊藤隆氏による解説「二十世紀を越えて続く『物語』」(文春文庫版)、単行本刊行時に各紙誌に掲載された、野口武彦、高橋英夫、草野厚各氏による書評を収める。

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