日本の近代 猪瀬直樹著作集9 唱歌誕生 ふるさとを創った男 第9巻

日本の近代 猪瀬直樹著作集9 唱歌誕生 ふるさとを創った男 第9巻
定価
本体1200円+税
発売日
判型/頁
4-6/288
ISBN
4093942390

電子版情報

価格
各販売サイトでご確認ください
配信日
2018/10/05
形式
ePub
公式サイト全巻を見る
〈 書籍の内容 〉
文部省唱歌「故郷(ふるさと)」誕生の秘められたドラマ
長野県内の小学校教師だった国文学者・高野辰之は、向学心に燃えて故郷を飛び出したものの、志を果たせず文部省の下級官吏になっていた。作曲家・岡野貞一は鳥取県の没落士族の家に生まれ、飢餓線上をさまよったがやがてキリスト教会に引き取られて賛美歌と出会い、その後東京音楽学校に入学、さらに母校で教鞭をとっていた。「文部省唱歌」として広く知られている「故郷」の他「春がきた」「春の小川」「朧月夜」はこのコンビによる作品である。この二人に加え、ミス上海、シルクロード探検隊といった二人をとりまく絢爛たる群像を追いながら、私利私欲だけでは前に進めないときがあった明治という時代の「夢」を浮き彫りにしていく。
〈 電子版情報 〉
猪瀬直樹電子著作集「日本の近代」第9巻 唱歌誕生 ふるさとを創った男
Jp-e : 093942390000d0000000
文部省唱歌という「新しき伝統」はいかにして生まれたのか。明治の「夢」を追う。

収録作『唱歌誕生』(1990年6月日本放送出版協会刊、1994年5月文春文庫、2013年5月中公文庫)は、明治期に志を抱いて上京した、あるいは大陸に渡った人々の絢爛たる群像の中に、唱歌「故郷」誕生のドラマを描き出した抒情的手法が光る作品。

長野県の小学校教師だった国文学者・高野辰之と、鳥取県の没落士族の家に生まれた作曲家・岡野貞一。この二人の偶然の出会いから、「故郷」をはじめ、「春がきた」「春の小川」「朧月夜」など多くの名曲が生み出されていった。文部省唱歌という「新しき伝統」はいかにして生まれたのか。人々を衝き動かした明治の「夢」とは何だったのか。二人の生涯をたどる旅を通して、明治という時代を浮き彫りにし、日本人の心に迫る一作。

本書には巻末に文庫にはない、猪瀬が郷里・長野の母校で行なった講演で、同郷の高野辰之にも触れた「国際化時代と日本人の生き方」(1996年10月12日「信州大学教育学部附属長野中学校五十周年記念講演」)のほか、本書の登場人物、大谷光瑞について語った「アジアという夢に取り憑かれた男」(『太陽』1991年6月号初出)を収録。作品解説としては、船曳建夫氏「ものを語る猪瀬直樹」(2002年刊『猪瀬直樹著作集第9巻』解説)と、高橋秀夫氏「作家的幸運と天分との融合」(文春文庫版解説)を収め、また、単行本刊行時に各紙誌に掲載された、井上章一、河村湊、池田満寿夫、音楽評論家・細川周平、作曲家・柴田南雄の各氏による書評も収録する。

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