パパイアから人生
著/夏井いつき
- 〈 書籍の内容 〉
- ベストセラー「瓢箪から人生」の興奮再び!
大人気番組『プレバト!!』でお馴染みの俳人・夏井いつきさんが綴った、愉快痛快にして心に沁みる最新エッセイ集!
夏井さんは本書について「あとがき」でこう綴っています。
≪「日常のどうでもいいようなこと、三日もたてば忘れてしまうようなことを、ヘラヘラ綴っていく」という臍曲がりな己のコンセプトで書き始めた。/が、考えてみると、「日常のどうでもいいようなこと」とか「三日もたてば忘れてしまうようなこと」は、当に「俳句のタネ」というべきもの。期せずして、俳句のアンテナと、『パパイアから人生』連載のアンテナは全く同じ種類のものであった≫
夏井さんが全国各地で行う句会ライブや俳句甲子園で出会った人たちとの交流や心動かされた出来事から、はたまた家族との日常のよしなしごと、大切な人との別れまで、時にユーモアたっぷりに、時には痛切な思いをまっすぐに、俳句とともに、変幻自在に綴ったエッセイをたっぷり109編収録。
前著『瓢箪から人生』以上に、自作の俳句をはじめ、佳句、笑句も多数紹介していますので、気がついたら俳句が作りたくなっていること請け合いです。
- 〈 編集者からのおすすめ情報 〉
- 2022年8月に発売し、8万部を超えるベストセラーとなった『瓢箪から人生』が今の夏井さんを形作った忘れ得ぬ人たちを振り返って綴った「心を潤す」エッセイ集だとすれば、今作『パパイアから人生』は東へ西へと俳句のタネをまく生活を送る夏井さんが日々の生活の中で今、出会った人たちを綴った「心が弾む」エッセイ集。夏井さんが何に心を動かされ、どんなふうに俳句を作っていらっしゃるかが鮮やかに伝わります。エッセイを読んでいると、忙しい日々の中で知らず知らず閉じていた心が開かれていくのが感じられるはずです。今作も、『瓢箪から人生』と同様、画家・牧野伊三夫さんの挿絵をたっぷり収録。ぜひ文章と画のコラボレーションもお楽しみください。
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