紛争地の看護師

紛争地の看護師
ためし読み
定価
本体1400円+税
発売日
判型/頁
4-6/280
ISBN
9784093897785
〈 書籍の内容 〉
世界の悲しみから眼を背けてはならない!
シリア、イラク、イエメン、パレスチナ、南スーダンほかに8年間で17回派遣。砲弾が飛び交うなか、市民に寄り添い続けた「国境なき医師団」看護師による生と死のドキュメント。

戦場の外科室、小柄でたおやかな彼女の仕事場だ。
――久米宏氏推薦

朝日新聞(9月22日・書評)
読売新聞(9月22日・夕刊)
TBSラジオ「久米宏 ラジオなんですけど」(8月1日)
文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ」(7月11日)
――ほか、各メディアで大注目!

◎目次
第一章 「イスラム国」の現場から ─モスル&ラッカ編─
第二章 看護師になる ─日本&オーストラリア編─
第三章 病院は戦場だった ─シリア前編─
第四章 医療では戦争を止められない ─シリア後編─
第五章15万人が難民となった瞬間 ─南スーダン編─
第六章 現場復帰と失恋と ─イエメン編─
第七章 世界一巨大な監獄で考えたこと ─パレスチナ&イスラエル編─
最終章 戦争に生きる子供たち





〈 編集者からのおすすめ情報 〉
「国境なき医師団」手術室看護師である筆者は、本書が初の著書になります。全編書き下ろしです。彼女の筆に滲むのは「静かな怒り」でした。淡々と、紛争地のありのままを描きつつ、一方でそうした現状からいつになっても脱却できない現実に思いを馳せます。

一握りの指導者たちによって始められた戦争の犠牲者は無辜の市民たちです。筆者の仕事は、その市民たちに医療活動を施すことです。絶望のなかに一筋の希望を見出す活動に従事しながら筆者が考えるのは、いつになったら戦争は終わるのか、市民たちはいつ救われるのか、というもの。現実を知ろうとしない世界に諦念すら覚えます。

新聞・テレビによって「イスラム国」支配から解放、と報じられた地に実際に赴き、その地がいかに「何も終わっていない(始まっていない)」かを筆者はその目で確かめます。ジャーナリストが立ち入れない「現場」では一体何が起こっているのか。それは本書で確かめていただきたいですが、その世界を知った読者は、決して戦場の風景を人ごとだとは思えないはずです。
〈 目次をみる 〉
第一章 「イスラム国」の現場から ─モスル&ラッカ編─
第二章 看護師になる ─日本&オーストラリア編─
第三章 病院は戦場だった ─シリア前編─
第四章 医療では戦争を止められない ─シリア後編─
第五章15万人が難民となった瞬間 ─南スーダン編─
第六章 現場復帰と失恋と ─イエメン編─
第七章 世界一巨大な監獄で考えたこと ─パレスチナ&イスラエル編─
最終章 戦争に生きる子供たち
〈 電子版情報 〉
紛争地の看護師
Jp-e : 093897780000d0000000
「イスラム国首都」で医療活動をした看護師。

「国境なき医師団」看護師として過去7年間でイラク、シリア、イエメン、スーダンなど17カ所の紛争地に派遣された。彼女を過酷な医療現場に駆り立てるものは何か。そこで何を見たのか。

―――

一般市民を盾にして抗戦する「イスラム国」(IS)戦闘員たち。2017年、筆者が派遣されたイラク・モスルでも、彼らが自らに楯突いたものに非道の限りを尽くしていた。

ある日、そのIS戦闘員の子供が負傷して、病院に運ばれてきた。両親は自爆テロで亡くなっていた。

〈当然、市民にとって憎い相手であるに違いない。その憎き相手であろうISの子供の世話に、市民が一生懸命になっている〉

子供はうわごとのように、ある言葉を繰り返し、泣き続けていた。それは「お母さん」という意味だった。

〈お母さんはもうこの世に存在していないのだと誰が説明し、彼女はどのように理解していくのだろう。(略)これからどんな人生を送ることになろうとも、いつかこの病院で受けたイラク人たちの優しさと愛を知る時が来て欲しい〉

―――

悲しみ、憎しみ、裏切り。それでも信じたい人間の強さ。
現場にいたからこそ書くことができた生と死のドキュメント。

※この作品は一部カラー写真が含まれます。

レビューを見る(ネタバレを含む場合があります)>>

授業の参考図書として読み始めたけれど、次々に筆者が目にした現実が飛び込んできて、1回目は自分の日常と本の中との現実の差に違和感を感じた。2回目以降は、看護を武器にどういう人間になるべきか、考えるようになった。正しい表現か分からないがとても読みやすかった。(10代 女性) 2020.6.18

看護師を目指しており、看護というものをより深く知りたくて購入しました。 とても深い職業だと思いました。(30代 女性) 2020.3.26

SLA(学校図書館協議会)の緑陰図書として購入しました。(50代 女性) 2019.7.3

国境なき医師団の事は、以前から知っていましたが、実際に従事した日本人の方が、書かれているのをで読んで見ようと思った(50代 男性) 2019.4.11

新聞、テレビ等で紛争地のニュースを見ていますが、現地で支援している雑誌は呼んでいません。本心はひどい状況だろうから、心が痛むので読みたくありませんが、看護師の書いた書籍なので、読んでみたいと思いました。怪我をした人たち特に子どもにはショックでした。人類はずーと戦いばかりを続けていますが、早く戦争の無い内戦のない、武器や兵器を作らない世界になって欲しいと切に願います。(その他 女性) 2019.3.22

国境なき医師団に寄付をしているので、活動内容に興味があり購入しました。わかりやすく整然として、大変勉強になり、いろんな人に読んでほしい本だと思います。(40代 女性) 2019.3.15

同じ看護師として感銘を受けました。同じようには出来ないけど、私も自分なりに役に立ちたいと思いました。(20代 女性) 2018.11.20

寄付での支援しか出来ないので、少しでも白川さんや他のスタッフの方の活動内容・苦労を知ることが出来ました。(50代 男性) 2018.11.19

日経新聞の書評で見かけ、ぜひ読みたいと思いました。文章が率直で、熱い思いも伝わってきて、とても良い読書体験ができました。知らない世界を覗くことができるのは何よりも幸せです。(30代 女性) 2018.11.7

元看護師として、どういう方がどういう思いで、参加登録されたのか、現地での活動を知りたく購入しました。 頭が下がります。(60代 女性) 2018.11.7

 

 

戦争は今も世界で起きている――『紛争地の看護師』著者が語る 

小学館chより

 

 

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