- 〈 書籍の内容 〉
- 刺客は、思わぬところからやって来た。
1840年、気仙沼から出航した五百石船・観音丸は荒天の果てに、ある島に漂着する。そこには、青い目をした先住者たちがいた。彼らは、その地を「ボニン・アイランド」と告げた。
時を隔てた現在。すべてを失った中年男は、幼少期、祖父が大切にしていた木製の置物をふとしたことで手に入れる。それを契機に記憶が蘇り、彼は、小笠原行のフェリーに足を向けた。物語は、ゆっくりと自転を始める。
- 〈 電子版情報 〉
- ボニン浄土
Jp-e : 093865770000d0000000
刺客は、思わぬところからやって来た。
1840年、気仙沼から出航した五百石船・観音丸は荒天の果てに、ある島に漂着する。そこには、青い目をした先住者たちがいた。彼らは、その地を「ボニン・アイランド」と告げた。
時を隔てた現在。すべてを失った中年男は、幼少期、祖父が大切にしていた木製の置物をふとしたことで手に入れる。それを契機に記憶が蘇り、彼は、小笠原行のフェリーに足を向けた。物語は、ゆっくりと自転を始める。
今住んでいる小笠原が舞台の小説だから。3人の主人公が、最後に重なり、結末はなるほどと思わせる最高に面白く、また、小笠原をよくリサーチしてあり、あっという間に読んでしまいました。(50代 男性) 2020.11.12
宇佐美まことワールドに入り込みたくて購入しました(50代 女性) 2020.8.16
宇佐美まことの新刊で気にはなっていたのですが、帯や表紙にどういう内容かわかりませんでしたが、買い控えてましたが、日経新聞夕刊に書評があり、買ってもいいと思いました。(60代 男性) 2020.7.31
著者の本は初めて読んだがまさに一気読みだった。歴史小説、ミステリー、家族小説、冒険小説、恋愛小説、紀行小説の要素をミックスしてしかもそれぞれのレベルが高かった。過去から現代までにいくつものストリーが絡み合ってはほぐれ、最後にそれらを破綻なく一手に収れんする手腕は見事としか言いようがなかった。実は最初は図書館で借りて読んだのだが、手元に置いて友人にも薦めたい本だったので買いました。(60代 男性) 2020.7.31
なかなか面白い。 ワクワクする。(60代 男性) 2020.7.24
タイトルが気になり購入しました。 物語が動き出してから、楽しく読ませていただきました(30代 女性) 2020.6.24
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