海とジイ

海とジイ
ためし読み
定価
本体1400円+税
発売日
判型/頁
4-6/228
ISBN
9784093865265

電子版情報

価格
各販売サイトでご確認ください
配信日
2018/12/07
形式
ePub
〈 書籍の内容 〉
最期を見据えた生き様から光を得る人生賛歌
 舞台は、美しくもありときに恐ろしい顔を見せる海と島。3人のおじいさん=ジイの生き抜く姿と,そのジイから思いを受け取る人々の心模様をときに温かくときに激しくときに静かな筆致で描ききります。全3編の物語。
〇海神~わだつみ
いじめが原因で不登校になってしまった小学四年生の優生。ある日、父の依頼で瀬戸内の島に暮らす曾祖父を訪ねることになる。死期が近いはずの曾祖父・清次は、病人とは思えないほど元気に優生らを案内し、饒舌に振る舞う。その後入院となった曾祖父と優生が交わした二人だけの約束とは……。
〇夕凪~ゆうなぎ
70代後半の老医師とそのクリニックに20年以上勤め、支え続けてきた48歳看護師の女性。ある日、クリニックを閉院すると宣言した後老医師が失踪する。必死で探す看護師の女性が行き着いたのは瀬戸内の島。もう戻らない、と告げる老医師の覚悟とは。静謐でほのかに温もる大人の慕情。
〇波光~はこう
すべてを陸上競技に捧げて生きてきたが、怪我により人生どん底になってしまった澪二。センター試験を前に逃げるように子供の頃訪れていた島にある祖父の家へ。石の博物館のリニューアルオープンの準備を手伝ううちに、今まで知り得なかった祖父の青春時代、親友、そして唯一の後悔を聞き……。
〈 編集者からのおすすめ情報 〉
 藤岡陽子さんは、おじいさんを描かせたら日本一の作家と思っております。
今から7年前、一冊の本と出合い藤岡陽子さんにお声をかけさせていただきました。とても心に残る大好きな小説です。その小説をこの度蘇らせることが出来ました。その小説のキーである「海」と「おじいさん=ジイ」をテーマに、感涙必至の短編、そしてもう一編は中編の書き下ろしで、誰にも必ず来る最期までを「生き抜く」人間の姿を描いていただきました。
 三人三様のジイの生き様。ジイたちは悲しみ、悔恨を抱えながらも生き抜いてきた年月の分だけ強く、その強さを周囲の人々に分け与えてくれます。
 読んでくださった方々の心に、温かな希望が灯る一冊となりました。
〈 目次をみる 〉
目次

海神 わだつみ 5
夕凪 ゆうなぎ 39
波光 はこう  139
〈 電子版情報 〉
海とジイ
Jp-e : 093865260000d0000000
最期を見据えた生き様から光を得る人生賛歌。

 舞台は、美しくもありときに恐ろしい顔を見せる海と島。3人のおじいさん=ジイの生き抜く姿と,そのジイから思いを受け取る人々の心模様をときに温かくときに激しくときに静かな筆致で描ききります。全3編の物語。
〇海神~わだつみ
いじめが原因で不登校になってしまった小学四年生の優生。ある日、父の依頼で瀬戸内の島に暮らす曾祖父を訪ねることになる。死期が近いはずの曾祖父・清次は、病人とは思えないほど元気に優生らを案内し、饒舌に振る舞う。その後入院となった曾祖父と優生が交わした二人だけの約束とは……。

〇夕凪~ゆうなぎ
70代後半の老医師とそのクリニックに20年以上勤め、支え続けてきた48歳看護師の女性。ある日、クリニックを閉院すると宣言した後老医師が失踪する。必死で探す看護師の女性が行き着いたのは瀬戸内の島。もう戻らない、と告げる老医師の覚悟とは。静謐でほのかに温もる大人の慕情。

〇波光~はこう
すべてを陸上競技に捧げて生きてきたが、怪我により人生どん底になってしまった澪二。センター試験を前に逃げるように子供の頃訪れていた島にある祖父の家へ。石の博物館のリニューアルオープンの準備を手伝ううちに、今まで知り得なかった祖父の青春時代、親友、そして唯一の後悔を聞き……。

レビューを見る(ネタバレを含む場合があります)>>

試読で続きを読みたくなり注文して、ページをめくると字が大きめですぐに読み始めました。島育ちの小生は本の中の景色が手に取るようにわかり、一昨年亡くなった本好き、石好きの妻を思い浮かべながら読み進め涙が止まらなくなりました。(60代 男性) 2018.12.11

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