ヤーガの走る家
作/ソフィー・アンダーソン 訳/長友恵子
- 定価
- 1760円(税込)
- 発売日
- 2021.02.24
- 判型/頁
- 4-6/384頁
- ISBN
- 9784092906365
電子版情報
- 価格
- 各販売サイトでご確認ください
- 配信日
- 2021.02.24
- 形式
- ePub
- 〈 書籍の内容 〉
- 鳥の足がはえた家にすむ少女の成長物語
「わたしの家には鳥の足がはえている。家は、年に二、三度、夜中にすっくと立ち上がり、猛スピードで走り出す。」(冒頭文抜粋)
少女マリンカが祖母のバーバと住む不思議な家には、あの世とこの世の境界を守る秘密の「門」がある。バーバはこの門の番人で、マリンカも将来番人になることを運命づけられて育った。
毎晩「門」を目指して訪ねてくる死者達を、美味しい料理と楽しい音楽でもてなし、星へ還すバーバの仕事を手伝うマリンカ。
でも本当は、その仕事に明け暮れる人生ではなく、生きている人たちの世界で友だちを作って遊ぶことを夢みている。
自分の運命は自分で決めたいという気持ちが強くなり、もがき、あらがい、行動していく。
ロシア民話「バーバ・ヤーガ」をモチーフに、家族の愛情と絆、少女の葛藤と成長、そして人生を自分の足で歩むことへのエールを描いた長編ファンタジーです。
- 〈 編集者からのおすすめ情報 〉
- 毎晩死者が訪ねてくる「家」とは、何とも不気味で恐ろしい・・・・・・。しかし、そこで夜な夜な行われているのは、美味しい料理と楽しい音楽、どんな人生も祝福し、死者をなぐさめ、無事に星へ還す、という、とても心安らぐ宴です。
主人公マリンカの成長を見守る「家」は、さながら、思春期の娘をもつお母さんのよう。
2019年のカーネギー賞のショートリストにノミネートした作品です。
- 〈 電子版情報 〉
- ヤーガの走る家
Jp-e : 092906360000d0000000
鳥の足がはえた家にすむ少女の成長物語。
「わたしの家には鳥の足がはえている。家は、年に二、三度、夜中にすっくと立ち上がり、猛スピードで走り出す。」(冒頭文抜粋)
少女マリンカが祖母のバーバと住む不思議な家には、あの世とこの世の境界を守る秘密の「門」がある。バーバはこの門の番人で、マリンカも将来番人になることを運命づけられて育った。
毎晩「門」を目指して訪ねてくる死者達を、美味しい料理と楽しい音楽でもてなし、星へ還すバーバの仕事を手伝うマリンカ。
でも本当は、その仕事に明け暮れる人生ではなく、生きている人たちの世界で友だちを作って遊ぶことを夢みている。
自分の運命は自分で決めたいという気持ちが強くなり、もがき、あらがい、行動していく。
ロシア民話「バーバ・ヤーガ」をモチーフに、家族の愛情と絆、少女の葛藤と成長、そして人生を自分の足で歩むことへのエールを描いた長編ファンタジーです。
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