- 〈 書籍の内容 〉
- ●あらすじ/帰国前日のアランを麻部台に呼び、試合を始めた花マル。日本の強豪選手たちを投げ飛ばしてきた花マルの技も、世界王者のアランにはなかなか通用しないが、必死で食らいつき、善戦が続く。本気を出したアランは、強烈な絞め技と寝技を合体させた三角絞めで花マルを抑え込む。そして時間を計ろうとする前に、審判の車は一本を宣告。抑え込み一本となる25秒を数える前に、花マルは落ちてしまったのだった(第89話)。●本巻の特徴/アランには敗れた花マルだが、世界王者を相手にいい試合ができたことで、ますますやる気がみなぎってきた。一方、ライバルの木元は「来年の“高校選手権"よりも“リアル・ワールド・チャンピオンシップ"を目指す」と宣言した。このリアル・ワールド・チャンピオンシップというのは、参加30か国から選ばれた計90人(各国代表3人)の無差別級選手たちが、真の柔道世界一を競う大会だ。この国内予選に、優勝の大本命・篠山をはじめとする有力社会人選手に混じって、木元、田棟、氷室の高校生トリオもノミネートされた。自分が取り残されてしまったことに、大いなる焦りを感じる花マル。だが不調の氷室は出場を辞退し、変わって花マルが推薦される。念願の出場がかなった花マルだが、抽選の結果、大会1回戦でいきなり篠山に当たってしまう…。●その他の登場人物/氷室一樹(国学舎高校2年。ザ・パーフェクト・モンスターの異名を持つ天才だったが、敗戦のショックから再起不能の危機に陥り、現在は復活に向けてリハビリ中)、アラン・バルデス(世界Jr柔道カップ優勝者)、神島(雑誌『柔道未来』の女性記者。本当はジャニーズ系を取材できる雑誌に行きたかった)
- 〈 電子版情報 〉
- 新・花マル伝 9
Jp-e : 091523390000d0000000
アランには敗れた花マルだが、世界王者を相手にいい試合ができたことで、ますますやる気がみなぎってきた。一方、ライバルの木元は「来年の“高校選手権"よりも“リアル・ワールド・チャンピオンシップ"を目指す」と宣言した。このリアル・ワールド・チャンピオンシップというのは、参加30か国から選ばれた計90人(各国代表3人)の無差別級選手たちが、真の柔道世界一を競う大会だ。この国内予選に、優勝の大本命・篠山をはじめとする有力社会人選手に混じって、木元、田棟、氷室の高校生トリオもノミネートされた。自分が取り残されてしまったことに、大いなる焦りを感じる花マル。だが不調の氷室は出場を辞退し、代わって花マルが推薦される。念願の出場がかなった花マルだが、抽選の結果、大会1回戦でいきなり篠山に当たってしまう…。
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