- 〈 書籍の内容 〉
- サウンドクリエーター・心也の決断は?
…なんで…君にかかると、そんな、本当に素敵な音みたいになるの?
キミは、本当に残酷な人だ。これはもう、僕の曲じゃない――
「新しいメロディーを聴いた時は、いつだって楽しいよ!」――秋(あき)が理子(りこ)のために作った曲を聴いて、Mash&Co.のセカンドシングルを自主ボツにした心也(しんや)。曲が完成しない心也は、散歩中、川のほとりで釣りをしている秋と偶然に会う。秋の釣りをしている姿を見て、なぜか、新しいメロディーが思い浮かんだ心也。そして口ずさむ心也に気づいた秋は、急に心也を連れて部屋に戻り、心也のメロディーから曲作りを始めて…?
描きおろし番外編「ぼくらの明日も。」も収録。
- 〈 電子版情報 〉
- カノジョは嘘を愛しすぎてる 16
Jp-e : 091370090000d0000000
「俺・・・、ただお前とバンドやるのが楽しくて・・・それだけだったから・・・」「でも、クリプレのライブは瞬がいなくちゃ、幕が上がらない」「俺、アキのいないバンドでなんでボーカルやってんだろう・・・父親が危篤になってんのに、そばに行きたいのに、我慢してそれでも俺・・・」「こっちに来る?」「行かない。行ってもできることがないから」「そっちへ行く?」「お前が来ても、意味ねーよ」「それでも行くよ」「・・・・・・・・・」「行くよ」
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