- 〈 書籍の内容 〉
- ぜんぶ、嘘かもしんない――
本当はキミのこと、これっぽっちも好きじゃなかった――
ただ、音楽と関係のない場所が欲しかっただけ……
なのにキミもまた……僕と同じ音楽の住人だった―――
自分の他にプロデューサーの高樹(たかぎ)とも関係していた、シンガーソングライターの茉莉(まり)との付き合いに、限界を感じていた秋(あき)。ただただ、音楽と関係のない場所が欲しかった秋は、気まぐれに「一目惚れって信じますか?」と理子(りこ)に声をかけた。そして、つき合いはじめた2人。「歌が怖いんだ」という秋に、「私が守ってあげる!」と理子。正体不明の秋に、どんどん惹かれてゆく。だが、理子もまた秋と同じ世界に踏み込もうとしていて…!?
絡み合う糸とその行方。予測不能な衝撃の展開に目が離せない―――!?
- 〈 編集者からのおすすめ情報 〉
- 『新作!カノ嘘!これはちょっと凄いです。出だしのインパクト、人物紹介のたたみかけ具合、次へのつなぎ…参りました。次早く読ませて下さい(笑)』神蔵克/日テレ AX-ON 制作センター長、映画「カイジ」「マリと子犬の物語」等を手がける映画プロデューサー
『カノ嘘は、早くも私の中のナンバーワンになってしまった。青木さん、このまま突っ走ってください。どこまでも、ついて行きます。』濱名一哉/TBSテレビ映画事業部長、映画「ROOKIES-卒業-」等エグゼクティブプロデューサー
- 〈 電子版情報 〉
- カノジョは嘘を愛しすぎてる 2
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「あれ?わかった?」「うん…」「言ってみて?」「…やだ。なんか自分で言うのは恥ずかしい」「言えよ」「……僕の、カノジョの、小枝理子さんは……………可愛い。」「不正解!!」「ええ???」「正解は“怖い"」「ええ??」「嘘だよ。可愛い。僕のカノジョの小枝理子さんは可愛い。」「…!」「今日、いきなりキスしてごめんね。びっくりした?」「あ、全然……や…びっくりは…した…けど…でも…」「嫌じゃなかった。」「もう!!!!!」「怒られた。」「怒ってないです!」「ごめんね。でも僕…」
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