初出し9席、全席ノーカット 初CD化 よみがえる「上り坂」の芸

昭和30年代、名人の高みへ一気に駆け上がる圓生。渾身の23席1089分!

よみがえる戦後最高の上り坂の芸。

終戦間際に満州(現・中国東北部)へ渡り、志ん生とともに死線をさまよった六代目三遊亭圓生。帰国後、志ん生人気と対照的に売れない日々が続きました。芸に手応えを感じ始めたのはやっと昭和30年頃からだと、自伝『寄席育ち』に記しています。 その昭和30年から44年まで、人形町末廣という寄席で開いていたのが「圓生独演会」です。ここで圓生は、1時間をゆうに超える大作・名作を次々と初演。会は落語通の評判を呼び、圓生は古典をじっくり聴かせる「ホール落語」の主役となっていきます。「芸は上り坂を聴け」とよく言われますが、この独演会こそ間違いなく、戦後最高の「上り坂の芸」でした。 圓生はこの独演会を、まだ高価だったテープレコーダーを購入して自ら録音しました。その音源は、一部がカセットやLPになったのち、ご遺族のもとに大切に保管されています。今回、ご遺族の全面協力を得て、使用に堪える全23席をCD化。名人の高みへと一気に駆け上がる圓生渾身の高座を、当時の観客と一体となって堪能してください。

  • ◆ CD16枚計1089分
  • ◆ B5判上製書籍106ページ・化粧函入り
価格
本体27,000円 +税
ISBN
978-4-09-480127-9