著/清水弘美  構成/浅原孝子

特別活動でみんなと創る 楽しい学校


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特別活動でみんなと創る 楽しい学校
著/清水弘美  構成/浅原孝子

特別活動の思考回路を、私は「特活脳」と呼んでいます。「特活脳」は、話合いの技術と、工夫を楽しむ気持ちを持って、どんな壁をも乗り越えていく思考回路です。自分の生活をどうつくっていくかを、自分の頭で考えて、仲間と一緒に考えて、実際につくり上げていく経験は、共にみんなと生きる共生社会の担い手を育てることになります。教師と子どもたちが、生活のリズムを楽しみ、プレッシャーに立ち向かい、誰もが温かく受け入れられ続ける学校が、私の願う「楽しい学校」なのです。(「はじめに」より抜粋)

日本の学校では誰もが特別活動を経験しているにもかかわらず、特活といってわかる人はほとんどいません。授業以外のすべての時間が、特活になります。友だちと遊ぶこと、仲良くすること、けんかをすること、掃除や給食当番、クラブや委員会、始業式や運動会、避難訓練、歯科検診、など学びの時間であり、特活です。特活は、自分から進んで動くこと、他の人と協力すること、最後までやりきること、自分らしく行動すること、優しくすること、そういう価値に気付いて自分の生活に取り込んでいく方法を学ぶ時間なのです。

校長として赴任した小学校で、弐分方流「特別活動」の手法で保護者を味方にして変え、子どもたちの自尊感情を高めて変え、教師に自信と誇りを持たせて変えていき、女性校長として強力なリーダーシップで学校変革を試みた八王子市立弐分方小学校の、5年間の感動の記録です。

「今、世界から注目を浴びる特別活動で学校を変えた、本当に素晴らしい実践です」(國學院大學教授・前文部科学省初中局視学官 杉田洋氏)推薦!

2017年3月制作
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