30代で初めて名人となり、40代で竜王・名人の称号を持つ大器晩成の棋士が明らかにする半生と勝負哲学。実績で水を空けられた相手に、どう戦い、雌伏の時をどう過ごしたのか。世評を覆し、差を覆す秘訣は、己を知り、敗北に学ぶことにあった!
■この本の推薦者 将棋棋士(竜王・名人) 森内俊之 さん
1970年生まれ。'82年、奨励会に入会。同期に羽生善治らがいる。'87年、プロ棋士に。2002年、初タイトルとなる名人位を獲得。'07年、永世名人の資格を得る。'14年2月現在、竜王・名人。