著/清水 健

112日間のママ


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112日間のママ
著/清水 健

「夜中の3時だった。
僕はもう見ていられなかった。
もうこれは無理だ。奈緒の夫として、奈緒はもうこんなに苦しまなくていい。
そして、息子の父親として、ママのこの姿はもう見せたくない。
もう、十分に頑張った。
頑張ったから奈緒は・・・
僕は先生を呼んだ」

番組のスタイリストとしてサポートしてくれていた奈緒さんとの結婚から、妊娠中のがん発覚、その後の出産、闘病、そして最後の日々までが、悲しみと悔恨を込めて驚くほど克明に記されています。
あたりまえの日常が失われていくリアルな記述に「涙で何度も中断した」「自分も妻とちゃんと向き合おうと思った」といった声が多く寄せられています。

2016年2月制作
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