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2017.7.10
「防衛大学校」を舞台にした青春少年漫画!! 『あおざくら 防衛大学校物語』とは!?
この記事は掲載から10か月が経過しています。記事中の発売日、イベント日程等には十分ご注意ください。
2016年より「週刊少年サンデー」連載中の『あおざくら 防衛大学校物語』は、「防衛大学校」を舞台にした青春少年漫画!!
勉強好きの高校生・近藤勇美は経済的な理由から進学を諦めかけていた。だが、学費無料どころか給料がもらえる防衛大学校の存在を知り、見事合格する。厳しすぎる防大生活の中で、時に苦しみ、時に喜び、そして成長していく、疾風怒濤の青春物語である…!!
これまで自衛隊が描かれた作品はいくつかありましたが、「防衛大学校」を舞台にした漫画作品は珍しいのではないでしょうか。全寮制、平日外出不可、ほぼ男子校、地獄の8km遠泳、四学年は神様、連帯責任、飛ぶベッド……我々の想像を超える学生生活が描写されていますが、1巻の巻末に掲載されている「防大OB覆面座談会」によると、“かなりリアルに描かれている”とのことです。
さらに、主人公が防大に入学した理由は「国防」や「災害救助」のためではなく「タダで大学入れてお金が貰える」から。度重なる上級生からの理不尽な激しい指導も「理由なんてない」と言ってしまいます。このように理想や建前を語っていないところも、“リアル”です。
同部屋の四学年より“指導”を受ける近藤。
友達でありライバルでもある同期とのやり合い…連帯責任による罰や、苦難を共に乗り越え、心待ちにしている外出日に共に出かけたり、そこは普通の青年たちの生活と同じ。上級生からの“指導”も嫌がらせで行っているわけではなく、前述した「理由がない」理由も述べており、読んでいて不快にならず、上級生との絆も垣間みられます。
リアルに描かれる「防大」は作品の魅力の一つですが、この作品の一番の魅力は、近年の漫画作品では少なくなってきてしまった“真っ直ぐすぎる”青春を描いているところではないでしょうか。
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