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2015.12.22

日本人の魂を復活させるには、明治維新まで遡る必要あり! 『大東亜論第二部 愛国志士、決起ス』

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日本人の魂を復活させるには、明治維新まで遡る必要あり! 『大東亜論第二部 愛国志士、決起ス』

「わしは忘れられかけている日本人のエートス(魂)を復活させようとしている。あれは『不平士族の反乱』ではなく、『愛国志士の決起』だったのだと歴史を書き改めたい。『大東亜論 第二部 愛国志士、決起ス』はそのための一冊と言えよう」(小林よしのり氏のメールマガジンより)。

 

 2015年は安保法案の強行採決によって、国防の問題が大きな争点となりましたが、政府側も政府の姿勢に反対する側も、安全保障の拠り所にアメリカを据えざるを得ません。自主独立、対米自立を掲げてきた著者は、「日本人の“従米姿勢”は戦後のGHQによって植えつけられたもので、本来の日本人の精神性を取り戻すには、明治維新にまで遡る必要がある」と主張しています。

 

「萩の乱」「福岡の変」「西南戦争」・・・・・・本著では、西洋化の一途をたどる明治政府と対立し、反乱を起こして敗れ去った者たちの姿を描写。後生、彼らは“反逆者”の烙印を押されましたが、本当に「不平士族」だったのでしょうか? 政治結社「玄洋社」を創設した物語の主人公・頭山 満は、現代では“右翼の源流”とされています。しかし、当時の頭山は、民権運動の象徴・板垣退助や、日本に民主主義の概念を構築した中江兆民とも深い交流を持っていました。著者は、戦後の思想改革によってネガティブな存在に貶められた彼らの最後を描く事で、日本人の“エートスの再生”を試みます。

 

『戦争論』や『天皇論』など、日本人の国家観に大きな影響を与えてきた著者が現在、もっとも力を入れているこの『大東亜論』シリーズ。「自由」と「平等」を根底とする西洋型民主主義か? それとも「同義」を大事にしてきた日本本来の価値観か? 近代化の歴史全体を見渡すことで、答えが見えてくるのかもしれません。

 

ゴーマニズム宣言SPECIAL

『大東亜論第二部 愛国志士、決起ス』

著/小林よしのり

 

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