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2015.9.29
山本昌は、なぜ50歳まで現役を続けることができたのか!? 『山本昌という生き方』
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50歳…。
アラフィフ世代以上の方にとっては、気持ちは若い頃のままかも知れない。でも、自分が若い頃、50歳の人は充分“オジサン”にその目に映ったはずだ。そう、50歳は“オジサン”なのである。だから、プロ野球という実力の世界では、50歳の選手はありえない。ありっこない。あっても、それは漫画の世界だけだった。
そう、プロ野球は実力の世界。プロ野球選手になるだけでも、難しい関門を突破せねばならず、地元の高校では超有名人。選ばれた人間だけが入ることを許された、天才たちの集団だ。でも、入ってからがまた大変である。1軍に上がって、試合に出て、レギュラーを取って、スター選手になって… ここまで来ると、ほんのひとすくいといっていいだろう。安心していても、怪我で奈落の底に突き落とされたり、出番を虎視眈々と狙う若手が、次々と控えている。
山本昌、中日ドラゴンズ投手、50歳。最多勝、沢村賞、ノーヒットノーランなど数多くの勲章を手にした、日本プロ野球最年長選手。50歳誕生日直前の8月9日には自らが持つプロ野球最年長登板記録を更新し、今季を最後に現役生活にピリオドを打つ。
決してエリートとしてプロ野球界に入ったわけではない彼が、50歳までなぜ現役で投げ続けることができたのか。彼曰く「才能やセンスがなくても、時間さえかければ、鈍く光る生き方ができるのだ。」
どうやって野球と向き合ってきたか。
人生の岐路でどういう人と出会い、支えてもらってきたか。
普通の生活で何を大切にしているか。
プロ野球人生で貫き通した信念とは何か。
彼の生き方を支える哲学や習慣を、本人が経験したエピソードを交えて紹介。50歳の誕生日を迎えるにあたり書き上げられたこの本には、「山本昌の生き方」が詰まっている。
『山本昌という生き方』 山本昌・著 定価:本体1,300円+税
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